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昭和20年台
まさか!と思いましたが、
2004年1月まで昭和20年代の
「日本信號」製灯器が残っていました。
#現存はしていません。残念。
日本最古の灯器であったと思われます
銘板はひとつですが、一位筐体を
二つ繋げた物なのでこちらに分類します。
裏蓋は三段型、蝶番は
大きめな長い物になっています
レンズは濃色の物ですが
緑レンズになるまで変わらないようです
赤レンズがちょっと割れていますが
傷の付き方から硝子のように見えます。
銘板は「交通信號鐙」
漢字はすべて旧字体になっています
(通は点が二個あります)
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三位灯にあったので…
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〜昭和37年?
裏蓋の蝶番が長方形の物に変わりました。
銘板も旧字体ではなくなっています。
そのはずです…
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| ☆1 岡山県 S??/? 右側の二灯 路面電車用 |
| 北海道 S??/ 路面電車用 |
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〜昭和38年?
裏蓋が平べったい物に変わりました。
ほとんど存在しませんが、
岡山に一位灯、
北海道に一位灯を二つ繋げた物が現存します
銘板は「矢印灯」が主だと思います…
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昭和38年?〜昭和40年?
レンズ周りに六角ボルトが6つ付く
ようになりました。
このレンズ周りのパーツ自体も
若干変更になっているようです。
銘板は「矢印灯」「交通信号灯」の
古いタイプです
富山の物は24V電球になっているので
車両用とは違う物かもしれません
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昭和40年〜昭和44年?
裏蓋の蝶番が台形に変わりました。
裏蓋は平べったいままです。
また、レンズはまだ変わっていません…
この時代まで矢印マスクは内側です。
銘板は、「矢印灯」「交通信号灯」などがあります。
関東の物は銘板が変化しているようです。
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昭和44年?〜昭和45年?
裏蓋が尖った物に変わりました。
レンズはそのままです。
銘板は「矢印灯」「交通信号灯」の他、
「閃光灯」などもあるようです。
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昭和45年?〜昭和47年?
レンズがスタンレーの網目レンズに
変わりました。
矢印はまだ矢形のままです。
ただ、矢印のマスクは表面に
付くようになりました。
銘板は「交通信号灯」「矢印灯」?
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昭和48年?
レンズが青レンズになり、
またレンズ周りのフチが下まで来るように
なっています。
裏蓋も下開きになりました。
庇裏は白いままです。
また、アームも一本アームのようです。
矢印も矢形から「->」型になりました。
銘板は、「矢印灯」「車両用交通信号灯器」
などがあります。
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| 東京都 S50/3 |
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昭和48年?〜昭和52年?
庇裏が黒く塗られるようになりました
このころから矢印はほとんど無くなり、
多くは一灯点滅用となっています。
銘板は「矢印灯」「車両用交通信号灯」
東京都内では恐らくこれが
一番多いです。
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昭和52年?〜
もっとも新しいタイプです。
銘板に警交欄が入りました
23号の1H21です。
北海道の物は駅前のデザイン化で
更新されてしまったようです。
銘板は、「金属製車両用交通信号灯器」
に統一されています。
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