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日本信號/日本信号角形・裏蓋片面一位250mmφ



※サムネイルをクリックすると大きな画像(多くは800x600)が見られます。
枠で囲まれたものは同じ灯器を示します。また下の文字は設置都道府県、製造年月。
この文字の背景が灰色のものは撤去が確認されているものです。

[2005.07.23] 3番に写真を追加(☆1)、3,5番の写真を更新(★1)
[2006.02.05] 7番の東京都の物の撤去を確認(▼1)
[2006.09.23] 4,5番に山梨の物を追加(☆2) [2007.11.11] 9,10番に追加(☆3)
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熊本県 S29/9 「日本信號」製路面電車用

昭和20年台
まさか!と思いましたが、
2004年1月まで昭和20年代の
「日本信號」製灯器が残っていました。
#現存はしていません。残念。
日本最古の灯器であったと思われます
銘板はひとつですが、一位筐体を
二つ繋げた物なのでこちらに分類します。

裏蓋は三段型、蝶番は
大きめな長い物になっています

レンズは濃色の物ですが
緑レンズになるまで変わらないようです
赤レンズがちょっと割れていますが
傷の付き方から硝子のように見えます。

銘板は「交通信號鐙」
漢字はすべて旧字体になっています
(通は点が二個あります)
2 三位灯にあったので… 〜昭和37年?
裏蓋の蝶番が長方形の物に変わりました。
銘板も旧字体ではなくなっています。
そのはずです…

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★1 岡山県 S38/6 路面電車用

☆1 岡山県 S??/? 右側の二灯 路面電車用

北海道 S??/ 路面電車用

〜昭和38年?
裏蓋が平べったい物に変わりました。
ほとんど存在しませんが、 岡山に一位灯、
北海道に一位灯を二つ繋げた物が現存します

銘板は「矢印灯」が主だと思います…
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山梨県 S??/??

☆2 山梨県 S??/??



富山県 S41/5 路面電車用

昭和38年?〜昭和40年?
レンズ周りに六角ボルトが6つ付く
ようになりました。
このレンズ周りのパーツ自体も
若干変更になっているようです。

銘板は「矢印灯」「交通信号灯」の
古いタイプです

富山の物は24V電球になっているので
車両用とは違う物かもしれません
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広島県 S40/11 路面電車用


★1 「デ」岡山県 S??/?? 路面電車用

山梨県 S43/10

☆2 山梨県 S??/?

☆2 山梨県 S??/?


北海道 S43/?? 路面電車用

昭和40年〜昭和44年?
裏蓋の蝶番が台形に変わりました。
裏蓋は平べったいままです。
また、レンズはまだ変わっていません…
この時代まで矢印マスクは内側です。

銘板は、「矢印灯」「交通信号灯」などがあります。
関東の物は銘板が変化しているようです。
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東京都 S44/4

昭和44年?〜昭和45年?
裏蓋が尖った物に変わりました。
レンズはそのままです。

銘板は「矢印灯」「交通信号灯」の他、
「閃光灯」などもあるようです。
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山梨県 S45/7


▼1 東京都 S??/??

▼1 東京都 S??/??

昭和45年?〜昭和47年?
レンズがスタンレーの網目レンズに
変わりました。
矢印はまだ矢形のままです。
ただ、矢印のマスクは表面に
付くようになりました。

銘板は「交通信号灯」「矢印灯」?
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東京都 S48?? 路面電車用

昭和48年?
レンズが青レンズになり、
またレンズ周りのフチが下まで来るように
なっています。
裏蓋も下開きになりました。
庇裏は白いままです。
また、アームも一本アームのようです。

矢印も矢形から「->」型になりました。

銘板は、「矢印灯」「車両用交通信号灯器」
などがあります。
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東京都 S50/3


東京都 S50/12

東京都 S51/6

☆3 東京都 S52/1


富山県 S52/9 路面電車用

昭和48年?〜昭和52年?
庇裏が黒く塗られるようになりました
このころから矢印はほとんど無くなり、
多くは一灯点滅用となっています。

銘板は「矢印灯」「車両用交通信号灯」

東京都内では恐らくこれが
一番多いです。
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北海道 S56/6 路面電車用

富山県 S??/?? 路面電車用

☆3 東京都 S53/5

昭和52年?〜
もっとも新しいタイプです。
銘板に警交欄が入りました
23号の1H21です。
北海道の物は駅前のデザイン化で
更新されてしまったようです。

銘板は、「金属製車両用交通信号灯器」
に統一されています。

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