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特集:2006年冬−青春18きっぷ大作戦2回目

2006年12月30日


※サムネイルをクリックすると大きな画像(800x600)が見られます。
前回の続きです
ホテルを出て高知からスタートです。まずは高知駅に向かいます。
1 高知駅まで
LED灯器も見かけました。

今回の目標は土電の制覇なのですが、時間があまりないので
片方の終点である後免まで、まずJRで出ます。

07:34 発 高知 1000系 後免 07:51 着

後免駅から、ごめん町駅までは自転車で移動しました。

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ごめん町周辺
併用軌道部分は、樹脂灯器が使用されていましたが…

専用軌道部分には、角形が!しかも矢形!
裏蓋は西日本に多い三段型です。

ごめん周辺には、
横二位250mm・蝶番旧タイプが一基、
横二位200mm・蝶番旧タイプが一基、
縦二位250mmが一基、
一位250mm・蝶番旧タイプが二基の様でした。

一位一基を除いて専用軌道上にあるため、
残念ながらきちんと撮影できません(悲
#写真を見て後から気がついたのですが、
#200mm辺りはもっと近づけたようです…

二位灯器には銘板があるようなのですが、
一位の物には付いていませんでした…

なお、何れも灯器の特徴から、京三製であると
推測されます。

と言うわけで、ごめん町 駅からは念願の土電に乗って移動です。

08:17 発 ごめん町 626 鏡川橋 09:12 着

途中の鏡川橋で下車します。
ちなみにごめん町駅発車の電車はここが終点でした。

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土電沿線・ごめん町〜知寄町まで
この辺りまでは、ほとんど専用軌道を走ります。
とはいえ、道のすぐ脇に線路があり、
ごめん方面の電停は道路の上にあったりしますが…

また、線路の途中にちょっとだけ砂利が
盛り上がっている場所がありますが、
そこは踏切だったりします(^^;;

この辺りでも電車用信号機が豊富で、
縦の二位灯器が主になっています。
三位の物や一位の物もあり、
中にはLEDの物もありました。
自動車用を見ると、薄型も既に
出てきているようです。
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土電沿線・知寄町〜鏡川橋まで
この辺り、高知中心部は併用軌道になっています。
道もかなり広いです。
デザイン物は小糸が多いですが、その他は
ほとんど京三でした。
LEDは古いタイプの物も見かけます。

古い灯器も多少残っているようです
5 中途半端矢印
何故か表裏で、→矢印の付いている
位置が違っていたりします…
このタイプはここ以外にも見かけました。
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鏡川橋北側
いきなり、電車用の変な灯器。
角形ですが、角形ではありません(謎

そしてよく見てみると、三段型裏蓋の灯器が。
なんとこれが300mmφ!
2カ所に設置されていまして、
なんと片方が矢形!!
このタイプを写真に撮ったのは初めてです。
なお、裏蓋三段で蝶番が新タイプも初出だったりします。

この交差点にはその他にも250mmの一位と、
古いタイプのLED灯器がありました。
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鏡川橋南側
鏡川橋を渡ったところにも角形があります。
こちらは日信の横二位300mmφ。これも珍しい〜
こちらは警交入りの新しいタイプです。
この交差点に二基あります。

他にも、何故かここの灯器は、
何故か赤だけ出っぱっています。謎です。

と言うわけで、ここからいのまでまた電車に乗ります。

09:48 発 鏡川橋 607 いの 10:17 着

ここからは単線になっていました。

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錦側橋を渡る
先ほど見た灯器を見ながらの移動です。
電車が通るときだけ黄色↑が点灯します。
一つ一つがどういう役割を果たしているかは
調査できていませんm(_ _)m
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朝倉周辺
この辺りは非常に狭いところを通ります。
先ほどの所にもあった変な灯器の
親戚が幾つか設置されていました。

他にも京三の一灯角形が。
こちらは新しいタイプで裏蓋がピラミッド型です。

朝倉駅前で広い交差点を強引に斜めに渡って
道路の脇に出ます。
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朝倉を過ぎて
この辺りは単線ですが、ごめん側と同じように
道路の端に線路が敷かれているような感じです。
単線なので、通票の交換もあります。

やはり縦二位の電車用信号がありますが、
通常の縦三位の物もありました。
11 金青黄赤
ムリな角度で済みませんが(汗
青に鉄板がはめ込まれて、錆びてしまっている
樹脂灯器がありました。
すぐ近くにJRの踏切があり、そのためのようです。
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いの近辺・両面縦二位
この辺りはまた変なところを走ります。
#なお、この辺りは電車を降りた後に撮った物も
#含みます。

終点いの近くでの変な灯器その1、
両面縦二位の角形?灯器です。

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後ろからも見えます
そしてもう一つ、いの駅のポイントの所にある灯器。
ずいぶん古い角形で、内側マスクになっています。
裏蓋は三段型、そして裏蓋に窓が!
実は裏側からも灯器の点灯がわかるように
なっています。
その構造から、電球は横向きに
付いている物と思われます。

形からして京三製ですが、
銘板はなく、製造年も不明です。
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赤黄赤
伊野駅近くに、赤黄赤の灯器がありました。
交差点に二つの灯器が設置され、
片方が矢印点灯の時にもう片方は消灯と
なるようになっています。

左赤は後から変えられたようで、
レンズが異なっていました。
15 伊野駅前
JR伊野駅前は、宇宙人灯器でした。
アームが新しいタイプです。

後は、まっすぐ小倉まで帰りました。
途中の特急はアンパンマンでした(^^;車内放送のオルゴールもアンパンマンです。

11:00 発 伊野 1000系 須崎 11:48 着
12:20 発 須崎 2000系 宿毛 13:58 着
15:00 発 宿毛港 ニューあしずり 佐伯港 18:11 着
18:43 発 佐伯 415系 小倉 22:57 着

途中、乗り換え時間を利用して駅前などを散策しています。

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須崎駅付近
駅近くにあった灯器は、この樹脂灯器。
デザインアームに黄黄赤が付いていました。
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宿毛近辺
一本アームとかアルミ灯器とか。
目立って珍しい物は見かけませんでした。
市街地には出られませんでしたので、
そちらには何かあったかもしれません…
18 佐伯駅前
駅前は樹脂の一本アーム+鉄板灯器。
時差式で、前後で現示が違います。
この違う時間が、ここは結構長いです。

やはり土電は面白かったです。
今回、高知市内と朝倉周辺はきちんと取材できていないので、
また機会があれば行ってみたいですね。


おまけ: 土電車輌いろいろ

主にすれ違った(^^;土電の車輌達です。
あちこちから譲渡された電車や、新しい電車などかなりの種類があるようです。
詳細調べていませんが(汗 とりあえず並べておきます。

それにしても、行き先に堂々と「ごめん」と書かれている電車は、 やはり面白いです(^^;





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